前回は「でんでんエディター」で、電子書籍の目次に
見出しタグをつけることを行いました。

今回はいよいよ、kindle本の原稿の作成についてです!

kindle本の原稿を作成する時の構成について

前回のおさらいになりますが、kindle本でも一般書籍でも
原稿の構成は、基本的に以下のようになります。
項目は、増えたり減ったり無かったりあると思いますが、
順番と階層は、これが基本です。

[aside type=”boader”]
#タイトル
##はじめに
##第一章
###第一節
####第一項・第二項
###第二節
####第一項・第二項
##第二章
###第一節
####第一項・第二項
###第二節
####第一項・第二項
##おわりに(あとがき)
##著者について
##参考文献・参考サイト
##奥付[/aside]

縦書きか横書きかを決めておく

目次もできたので、いよいよ執筆じゃー!ってことになりますが、
その前に一つだけ注意点です。
kindle電子書籍の原稿を作るにあたって、
レイアウトを「縦書き」でいくか「横書き」でいくか、
これを決める必要があります。
これは文章の「構成」ではなく「校正」の話になるのですが、
縦書きか横書きかを、先に決めてから原稿の執筆に取り掛かった方が、
作業効率がよくなります。
どちらを取るかは作者の好みですが、
特徴は以下のようになります。

横書きの特徴

  • 英文に適している
  • 軽い印象を与える
  • 改行・空行をたくさん入れる傾向がある

縦書きの場合

  • 日本語に適している
  • しっかりした印象を与える
  • ある程度の文量で段落をまとめる

なお、綴じ方向は、横書きなら左綴じ、縦書きなら右綴じです。当たり前ですね(笑)
この方向に正解はないのですが、個人的には
イラスト多めなら左綴じ(横書き)、文章主体なら右綴じ(縦書き)、
という感じですかねー?
まぁ、お好みでオナシャスです。

縦書きの注意点

縦書きの場合は、数字の表記に気を付けます。

  • 一桁なら全角
  • 二桁なら半角
  • 三桁なら全角

このようにした方が見栄えが良いですね。
例えば以下の文章は、すべて半角です。

[aside type=”boader”]

本の執筆をはじめて10日になるが、まだ1行しか書けていない。
原稿締切まで、あと100分。どうしよう!?
[/aside]

これを縦書きに直すと、こうなります。

「縦中横」という自動変換機能があるので、
二桁の場合は、きちんと表示されています。
でも一桁と三桁は、表示がおかしいですね。
こういうのは、読めますけど、ちょっと、みっともないですね。
では今度は、すべて全角にしてみます。

[aside type=”boader”] 本の執筆をはじめて10日になるが、まだ1行しか書けていない。
原稿締切まで、あと100分。どうしよう!?[/aside]

これで縦書きにすると、どうなるでしょう?

今度は二桁の数字と「!?」の部分が、
ちょっと、もったりしてます。
では最後に、全角と半角をミックスしてみます。

[aside type=”boader”] 本の執筆をはじめて10日になるが、まだ1行しか書けていない。
原稿締切まで、あと100分。どうしよう!?[/aside]

個人の趣向もあると思いますが、
このようにしておくと気持ちよく見えます。

それから「2017円」なら「2017円」ですが「2000円」なら「二千円」、
「2017年」なら「二〇十七年」ではなく「二〇一七年」と書く、などあります。
数字の校正について言い始めるとキリがなさそうなので、
この辺でやめておきます(笑)
まぁ正解はないのですが、とりあえず一冊の中ではルールを決めて、
統一した方が質が見栄えが良いです。

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本文の書き方

いよいよ本の執筆ということで、
ここが一番の醍醐味ですね!(一番大変な部分でもある)
すでに目次を作成して本の構造ができているので、
各項目に肉付けしていく作業になります。
「本の書き方」ということになると、僕の手に負えなくなるので(笑)
それはここでは割愛して「電子書籍の出版方法」という観点で言います。

本文を執筆しながら、以下のタグを入れます。

  • 適宜、空行タグ「<p> <br /> </p>」を入れる。
  • 「各章の終わり」には、改ページタグ「===」を入れる。

具体的には、以下のようになります。

[aside type=”boader”] #「本のタイトル」
<p> <br /> </p>
<p>著者名</p>
<p> <br /> </p>
===
※この電子書籍は縦書きでレイアウトされています。
<p> <br /> </p>
===
##はじめに
<p> <br /> </p>
本文
<p> <br /> </p>
===
##第1章「見出し」
<p> <br /> </p>
###第1節「見出し」
本文
<p> <br /> </p>
####第1項「見出し」
本文
<p> <br /> </p>
===
##第2章「見出し」
<p> <br /> </p>
###第1節「見出し」
本文
<p> <br /> </p>
####第1項「見出し」
本文
<p> <br /> </p>
===
##おわりに(あとがき)
本文
<p> <br /> </p>
===
##著者プロフィール
本文
<p> <br /> </p>
##参考文献・参考サイト
本文
<p> <br /> </p>
===
##奥付
<p> <br /> </p>
===[/aside]

このテキストをコピペして「でんでんエディター」で
プレビュー確認してみてください。
全体のイメージがつかめると思います。
なお、前回の記事でもお伝えしましたが、
執筆作業は必ずテキストエディターで行ってください
「でんでんエディター上」で作業してはいけない理由は、
もうお話ししましたよね? ヒント:保存

誤字脱字はゼロを目指すべし!

これは自戒を込めて言いますが、
誤字・脱字はゼロを目指しましょう!
テキストに誤字・脱字が多く含まれていると、
「この著者は頭が弱いのかな?」と思われてしまいます(笑)。
早い話、本の内容に信頼がおけなくなります。
出版の現場では、ありがたーい「校正マン」がいるのですが、
kindle本の出版では、なかなか第三者の校正を受けることは難しいので、
これを防ぐには「何度も読み返すこと」が有効な対策です。
「そんなことかよ?」って思われるかもしれませんが、そんなことなんです。
最終的には、それにつきます。

※いちおう、無料ツールもあるみたいです
日本語の文章のタイポ/変換ミス/誤字脱字エラーをチェック/校正

本を書き上げるには「雑にはじめる」こと!

先ほどと真逆のことを言いますが、
最初から完璧を目指すと、筆が止まってしまいます。
執筆にはスピード感も大切なので、
まずは「雑にはじめる」ことをオススメします。
電子書籍のメリットは「出版後も改訂が容易である」ということです。
「あとで直せるから、てきとーでいいやー、ふんふん♪」
ということではありませんけど、とにかく書きましょう。
フィニッシュ(脱稿)しないことには、出版はできませんからね(笑)

プロフィールの書き方

「いそがしい人のための重曹生活」より

kindle電子書籍を本名で出版される方はいいですけど、
それ以外の方は、ペンネームを決めておく必要がありますね。

「言葉遊び」でいくなら、
小説家「二葉亭四迷」は自身を「くたばって仕舞(め)え」と罵ったことによるそうです。(出典元

並び替え(アナグラム)でいくなら
推理小説作家「泡坂妻夫」は厚川 昌男(あつかわ まさお)のアナグラムだそうです。(出典元

あとプロフィールのページは書いておいた方が、全体的な信頼感が増します。
ブログのURLやメールアドレス、ツイッターのアドレスなど添えておくと
何かいいことがあるかもしれません。(いいことって何?)

プロフィールを書くときに
参考になりそうなサイトをご紹介しておきます。
プロフィールの書き方

参考文献の書き方

「ガイスタッフ・トレーニング入門」より

参考文献とは、本を執筆するときに参考にした本や新聞などの一覧を記したものです。
引用したなら、その引用元ですね。
参考にしたサイトも含まれると思います。
こういう参考文献の書き方の一例をご紹介します。

引用元:参考文献の書き方

  • 著者名・発行年・タイトル・出版社を書く
  • 著者名はフルネームを姓-名の順で書く。姓と名の間を空ける必要はない。著者名では「泉井久之助著」のように「著」はつけない
  • 発行年は、西暦で書いてカッコでくくる。月日は書かない。発行年が複数年にわたるときは「(2000-2004)」のようにする
  • 書籍名は二重カギカッコ(『』)でくくる
  • 出版社は、奥付に「発行所」や「出版社」として記されているものを書く(「株式会社」などの部分は省略してよい。「株式会社筑摩書房」ではなく「筑摩書房」でよい)

奥付の書き方

「いそがしい人のための重曹生活」より

奥付っていうのは、いつ発行されたとか、
どこの製本会社であるとか、巻末についてるアレです。

本の巻末によくある、書名、著者、発行者、印刷者、出版年月日等を書いている部分ですが、奥付という名前をご存知だった方は少ないのではないでしょうか。奥付は本の身分証明書のような物です。引用:本の豆知識より

「本の身分証明書」って、いい表現ですねー!
奥付があると、全体としての体裁がよくなるので、
ぜひ入れておきましょう!
「本を出版しているんだー」って気分になりますよ♪

まとめ

まとめます。

  • 目次ができたらいよいよ本文の執筆!
  • 縦書きか、横書きか、先に決めておけ!
  • 誤字脱字はゼロを目指す!
  • とにかく書け!(笑)
  • プロフィール・参考文献・奥付があると体裁がいいよね♪

次は「でんでんエディター」で画像の挿入などをして、ソースファイルを完成させます!